魚とりとブルーベリー! 夏の互市 [野良のひろば]
11月18日の互市 [野良のひろば]
9月2日 久しぶりの互市 [野良のひろば]
4月以来しばらくイベントをお休みしていました。ブログもすっかりストップしてしまいましてすみませんでした。
去年の夏から約半年の間、農と食の体験交流の市「野良のひろば 互市」を毎月やってきました。子供たちも楽しみにしてくれていたのですが、市としては大人が買い物をできるようにしないと回していくのは難しく、出店数をもっと増やし、人がたくさん来てくれるようにするには、まず核となる店を作ることだなと思うようになりました。
花祭りが終わって、私も少し体調を崩してしまったこともあり、まずはここを整備してこんにゃく屋をオープンさせて、人の流れを作るのが先。そんなわけで、しばらくは農作業とこんにゃく作り店作りに専念していました。
本当なら店がきちんと出来てからと思っていたのですが、なにぶん農作業の合間の父ちゃん一人の大工仕事。店の完成にはまだしばらくかかりそう。ずっと来てくれていた子供達のことを思うと、夏に1回くらいイベントをやろうかということになり、久しぶりに互市をすることにしました。
今回のメインは、去年やって好評だった魚のつかみ取り。生簀に素足で入ってニジマスを手づかみし、自分でさばいて炭火で焼いて食べようというもの。そのあとは生け簀を使って水ヨーヨー釣り、うちで作ったいろんな品種のジャガイモを炭火で焼いて食べます。こんにゃく屋の方は、仮店舗での営業ということで、味噌おでんと玉こん味のこんにゃく以外は、煮物、脇役のイメージとは違った、こんにゃくのいろんな食べ方を楽しんでもらうつもりです。
今まで同様駄菓子屋、手作りゲーム(今回は夏野菜ほか豪華景品満載のジャンボルーレット)もあり、手作りおもちゃや木工品、手芸品、うちで採れた無農薬の野菜やパン工房「麦」の天然酵母パン・焼き菓子、スマイル作業所の手作り豆腐の販売もあります。
また今回、仙台のお薬師さんの手作り市で知り合ったお店の方も遊びに来てくれます。パンやプリン、クッキー、スコーンなどのスイーツ、手作りのお惣菜やご飯など、市でも人気の品物を持ってきてくれる予定なので、こちらも楽しみ!!
私の生まれた町は今でも、近くの神社で3と8の日に市が立ちます。子供の頃、よく連れて行ってもらって、きんつばを買ってもらうのが楽しみでした。季節季節に並ぶいろんな畑の恵み、海の幸。呼び込みの声、あちらこちらでの立ち話、お店のおばちゃんとのやり取りetc. いろんな人や物が行き交う市がとても好きでした。近所のお姉ちゃんと行って、小さなスイカを半分5円にまけてもらって食べたこと。今も忘れません。そんな賑わいと人のぬくもりを感じられる市を、うちも作りたいなあって。子供達や周りの人達に楽しんでもらえる場にしたいなあって思います。
ほどほどには儲かる市を目指して努力していこうと思いますが、これからも〝食と農の体験交流の市”というスタンスは変えずにやっていこうと思っています。そんなわけで、しばらくのあいだは、出店料を取らず、売れたら気持ちでカンパというくらいで考えてますので、うちの小さな市に出店したい方はご連絡を(0224-84-4911)。
では、9月2日10時~14時 びいなすふぁあむ(宮城交通 川崎裏丁バス停後ろ 川崎派出所向かい)。雨の時は、ビニールハウスでやります。どうぞお誘い合わせの上、遊びに来てください。
1月29日の互市 [野良のひろば]
12月の互市はクリスマス&お正月飾り [野良のひろば]
寒くなりましたねぇ。各地で行われている市も冬の間はお休みという所が多い中、こちらの互市はやりますよぉ。
今回のメインは身近な自然素材で『クリスマスリース&お正月飾り作り』です。
“縄をなう”って分かります?今の子供たちにはほとんど通じないですし、両手の平の間ににわらをはさんで、“より”をかけながら編んでいくこの手の動きは、今の日常では全くすることがないです。子供だけでなく、ぜひ大人にも体験してほしいと企画しました。モチつきもして、小さな鏡モチを作るので、(おモチ自体はお正月までもちませんが)お飾りとワンセットで、手づくりのお正月を迎える気分を味わって下さいね。
このほか、前回好評だった豆乳から作る『簡単手作り豆腐』もやります。濃厚で甘みのある豆乳で作るので、上品で豆の味がする美味しい豆腐が失敗なくできますよ。
今回、お薬師さんの手づくり市で知り合った方も二組出店してくださいます。エスニックな、留め具まで手作りのアクセサリー屋さんと、前にも出ていただいた和の雰囲気の布おもちゃや置物作りの方。とっても素敵なので、ぜひ皆さんに見ていただきたいです。
ぜひにと言えば、うちの手づくり生芋こんにゃくも、味噌おでん、うまいっすから食べに来てほしいなぁ。芋の香り、歯ごたえ、売ってる生芋こんにゃくでは味わないですよぉ。今までは、うちのじいちゃんが作ったこんにゃくでしたが、今回からはワタクシが作ったこんにゃくを召し上がっていただきます。石灰の効きムラで均一に固まらなかったり、練りのタイミングを間違ったり、失敗もしながらなんとか私もまずまずのこんにゃくが作れるようになった感じ?!板こんにゃくも販売します。(これからは毎週末こんにゃくを作り、直売所で板こんにゃくを販売しますのでよろしくお願いします)ちなみに、こんにゃく芋については、セシウムは検出されませんでした。
パン工房麦の天然酵母のパン&焼き菓子、スマイル作業所の手作り豆腐、毎回人気の駄菓子屋や、手づくりゲーム。小さいけれど手づくりの楽しい市にしていきますので、どうぞ遊びに来てください。
うちの父ちゃんの力作?!ジャンボコリントゲーム
27日日曜日は野良のひろば互市だよぉ [野良のひろば]
毎月第4土曜日、仙台のど真ん中のパタゴニアというアウトドアショップの前で開催している『まちなかecoマルシェ』。互市と重なるので、今まではあきらめていましたが、出店者もお客さんも若い方が多く、売らんかなの商売というより交流が楽しそうなので、互市の宣伝も兼ねて26日の土曜日はecoマルシェに参加することにしました。
ということで、今回の互市は27日日曜日ですので、お間違えのないように。
さて、今回の食農体験は豆腐作りと納豆作りです。
豆腐は、市にも出店してくれているスマイル作業所の濃厚な豆乳に始めからにがりを混ぜて湯煎して固めるやり方。小さいお子さんでも簡単に、失敗なくできると思います。
納豆は、ゆでた大豆を容器にとりわけ、稲わらを入れて菌が全体に回るまで保温して作ります。2、3日あとにうちに取りに来てもらうことになりますが、自分で保温できるという方もチャレンジできます。
子供たちが参加しやすいように経費を抑え、失敗なくけがなくできるように、段取りを考え、道具や容器をそろえ、毎回悩みますが勉強になります。こうした経験を蓄積して、私たちらしい体験プログラムが作っていけたらいいなと思います。
市の存在もだいぶ認知され、子供たちも結構来てくれるようになりました。今後の課題としては、もう少し出店を増やして、大人の人も来れるように、出店してくれた人が売上で割に合うように、販売環境を良くしたいです。他の市に出店している素敵なクラフトのお店を、ぜひこちらの子供たちにも見てもらって、温もりのある手作り品に触れてもらいたいです。
あとは、もう少し市を手伝ってくれるスタッフを増やすこと。持ち場を掛け持ちしなくてもいいように、裏方ばかりでなく、スタッフも市を楽しめるくらいの人数的な余裕が欲しいです。学生さんとか、若い人に関わってもらえたらいいなぁ。
このほか、生芋こんにゃく屋も出ますし、お豆腐、天然酵母パン・お菓子、うちの有機野菜も販売します。今年地元の小学5年生と作ったもち米でお餅つきもします。竹トンボ作り、消しゴムはんこ、駄菓子屋もあります。2時ごろからは、まったりのんびり音楽ありの交流会をします。
今のところ、予報だと天気はいいみたいです。あったかい格好をして、ぜひおいで下さいね。
こんにゃく特集 [野良のひろば]
相変わらず更新が遅くてすみません。
今回10月29日の市も、告知しないうちに終わってしまいました。ごめんなさい。すくなくとも1週間前には、最低限日程だけでも告知するようにします。
で、今回はこんにゃく特集ということで、手づくりこんにゃくの体験や地元川崎小学校の去年の3年生が書いてくれた“こんにゃくで町おこし”のアイデアの展示を中心に、いつもの駄菓子屋や、ゲーム、干し柿体験、スモーク(ベーコン、サーモン)、焼き芋、芋煮など盛りだくさんな市になりました。みそおでんなど、その場でこんにゃくを食べてもらえるよう、出店もやりました。
これがこんにゃくいも
左の棒のようなものは、こんにゃくいもの赤ちゃんの“生子(きご)”です。
こんにゃくのキャラクターや、料理、ゲーム、紙芝居、こんにゃくミュージアムなど、こどもたちのユニークなアイデア、こんなにたくさん一生懸命まとめてくれた展示を、学校の中だけで終わらせたくないと思い、先生にお願いして今回の市で展示させてもらいました。
いつものことながら、内容の割にスタッフの人数が足りない、準備が間に合わないなど、来ていただいた皆様、スタッフの方々にもご迷惑をおかけしまして、ホントに申し訳ありません。少しずつ整理して、いいものにしていきますので、温かい目でお願いします。
手づくりこんにゃく体験
みちのく公園でもやってますが、生芋からの体験は他にはないと思います。
大人向けかなと思っていた企画ですが、子供たちが「やりたーい」と参加してくれたので、とっても嬉しかったです。10人体験してくれました。
こんにゃくステーキや刺身こんにゃくも用意したんですが、味噌おでんとしょうゆで煮たこんにゃくを、皆さんに食べてもらいました。
お隣では、すまいる作業所の豆腐と陶芸品の販売。お豆腐は豆の味がして、甘くておいしかったです。このほか、厚揚げや油揚げ、がんもどきやドーナッツも売ってました。
せっかくの出店、大人のお客さんを増やすのが今後の課題です。
ミニログでは竹や、種、ドングリなどを使った木工品、消しゴムはんこの販売。放射能関係の情報コーナーをちょこっとだけですが展示しました。
後は写真で何となく市の雰囲気を感じてください。
山形の芋煮、おいしかったなぁ。
午前中は子供たちがたくさん来たので、駄菓子屋さんが大盛況だったようです。
今回ブログに使わせていただいた写真は、たまたま七郷中学で職業人から話を聞く会の講師の席の隣に座った日下さんという女の方の代わりにみえた旦那さんに撮っていただいたものです。市の後、ご本人からお電話があり、お互いの農業や子供の農業体験についての思い、自給しながらカフェがやりたいという夢など伺いました。市の当日は、せっかく遠くから来ていただいた方もいらしたのに、ゆっくり交流することができず、それがとっても残念でした。でも、こうしてその後に直接お話しでき、時間はかかりますが、一人一人とつながって、歩く速さくらいで訪れてくれる方が増えているのは、有難いなと思います。
市の後、みんなで持ち寄ったこんにゃく料理を味わう会をしました。から揚げ、炒め物、カレー味、パンやドーナッツ、和洋スイーツetc. 初めて出会う味に話も弾みました。ここで頂いたアイデアやヒントを今後のこんにゃく作り、メニュー作りに生かしていきたいです。
次回は11月27日日曜日に変更して開催します。
当初は土曜日の26日を予定していましたが、仙台のまちなかecoマルシェに出て、うちの互市やこんにゃくの宣伝をしてみようということですので、どうぞご理解ください。
毎週土曜日OPEN 直売所『あれやこれ屋』 [野良のひろば]
このときだけは、近くで仕事をしながら必ず私か父ちゃんが店番をしてます。品ぞろえ的には、今のところうちで採れた野菜・果物が中心ですが、コンニャクや干し芋、手作りのおもちゃとかアクセサリー、駄菓子なんかも置いて、子供も来れるお店にしたいです。
10年くらい前には、無人販売をやってました。でも、毎日OPENだったため、商品をそろえるだけで大変で、それと、だんだんお金が入っていないことが…、結局続けられず辞めてしまいました。
週に1日くらいは、家のまわりをきれいにしたり、ブログを書いたりしながら店番すれば、時間も無駄にならないし、いろんな人との出会いと交流の機会が増える。しばらく迷ってましたが、市も毎月することだし、この場所に人の流れを作っていくためにもということで、今度は、無人でなく有人で、直売所をすることにしました。まだまだ認知されてないので、お客さんは少ないですが、その分話もできるので、冷やかし半分、どうぞお茶でも飲みに寄ってください。
ちなみに、いまどきのおすすめ商品は、「甘とう美人」という、辛くないトウガラシ。ししとうより肉厚で、焼いてしょう油をかけるだけで美味しいです。あと、肉厚の「ニューエース」というピーマン。肉詰めピ-マンで良し、チンジャオロウスーでも、食べ応えがあって美味しいです。
アイコという洋ナシ型のミニトマトの黄色版「イエローアイコ」もおススメ。うちの娘も絶賛、フルーツ感覚でさわやかな甘さと、色どりのきれいさ。たまにしか出ませんが、オレンジに近い黄色い調理用トマト「イエロークック」も、果肉部分が多く、身もしっかりしているので、とても使いやすくておススメです。
そうそう、家の前のビニールハウスで採れるブドウもおいしいですよ。雨に当たらない分病気がないので、農薬を使わなくとも十分おいしいブドウが出来ます。さらに、水分が制限されているので、甘い!!これまでは、「フレームシードレス」という干しブドウ用の品種。皮まで食べられ、普通のブドウと違った、プチプチした食感で美味しいブドウでした。店で売ってるように立派なものではありませんが、これからいろんな種類がちょっとずつ次々出てきますのでお楽しみに。
あえて言うのもなんだか格好良くない気がするんですが、うちでは農薬散布はせずに作っています。今のところ有機質の肥料しか使ってませんが、セシウムの吸収を抑えるために、今後については、無機質のカリ肥料の硫酸カリを使っていきます。その辺も知っていただいたうえで、ご利用いただければ幸いです。
それと、今は品切れなんですが、炭パウダーも置いておくようにしますし、放射能関係で何か心配なことがある方の拠り所になれるようにもしたいと思っていますので、買わなくとも遠慮なくおいでいただきたいです。
ってなわけで、店の名前どおり、“あれやこれや”、台にならんでなくとも畑から採って来れるし、私たちの生活丸ごとのようなお店、楽しんでもらえるといいな。
等身大から始めよう~野良のひろば互市~ [野良のひろば]
8月27日 雨が心配でしたが、何とか持ってくれて、無事!?互市を開催できました。
今回のメインは、「魚のつかみ取り~自分でさばいて串に刺して焼いて食べる」
先月やった『外で遊ぼう!!夏休みin川崎』で好評だった魚のつかみ取り、ぜひ地元の子供たちにもさせたいと、今回企画しました。生けすの中とはいえ、日常ではこんなふうに魚が泳いでいる姿を目にすることはないし、ましてや捕まえて、刃物を使って自分でさばいて焼いて食べるなんてなかなか経験できません。昔の子供は夏になると、一日中川にいて、河原で自分で捕った魚を食べてたんですよね。今の子たちに、昔の子供のような体験を、ちょっとだけでもしてもらいたかったのでした。
川崎にはせっかくきれいな川があるのに、今ではそんなふうにして子供が遊んでいる姿を目にすることはほとんどなくなりました。川がいつまでもきれいでいてほしい。そのためには川との関わりを取り戻さないと…。そんな思いで、私たちは数年前から、カヌーや川遊びの体験のお手伝いなどを始めました。今回のこの企画も、根っこは同じ。魚を捕まえるわくわく感、つかんだ時のぬるっとした感触、内臓を取り出すときの気持ち悪さ、自分で捕った魚を食べたという実感。体に刻んで、川を大事にする人になってほしい。
30匹、結局全部子供たちは捕まえて、みんなで焼いて美味しく有難くいただきました。これをするにあたって、地元の「川崎養鱒場」の後藤さんのご厚意で、銀シャケ15匹をいただきました。市の前にお電話でお話をさせていただいた際に、後藤さんの地域や自然相手の仕事への熱い思いを伺うことができ、そのことでも力をもらいました。
このほか、射的やジャンボルーレット、かき氷、駄菓子屋、野菜の直売、放射能関係の展示や試食、原発いらないの缶バッヂ紹介など、内容としては先月より“らしく”なってきた感じでした。
ただ、集客という点では、まだまだまだまだ、です。今回、町の人にはほとんど知られていないということで、市の宣伝としてサービス券付きチラシを新聞折り込みでまいたりしてみました。が、正直ほとんど効果なかったですね。来た子供たちは、前々から私たちと割と関わりが深かった子たち。20人くらいかな。でも、先月のワークショップ市では、被災者の方が多くて、子供は少なかったことから思えば、ちょっとずつ子供の数は増えてるので、健闘した方かも。これからもっと効果的な宣伝をして、足を運んでもらえるように頑張らにゃあ。
この市は、市なので商売なのだけど、それだけでない。子供たちに伝えたいこと、伝えなきゃいけないことをするための市なんだ。そのことを市をする側の私たちがしっかり軸として持ち続けること。
準備する中で、思うように出店者が見つからなかったり、スタッフが減ったり、私自身もいろんな思いで混乱してしまいました。でもおかげさまで、誰もいなくても私たちの思いがある限り、等身大で続けていけばいいんだって思うことができるようになりました。今までお世話になった方に寄りかかっていてはだめなんだ。ここから同じ思いで市を創っていける人を探して、新しく始めないと。そのために、もっと積極的に動いて、地元の人材発掘をしよう、外へ出て若い人を探して来よう。良かった、今回困難な状況を与えてもらえて。本当に、いっぱい学ぶことができました。
このほか、子供がどんなことに興味を持つかとか、どんなふうにやればやる側も楽しくて負担が少ないかとか、やってみていろいろわかりました。とにかく、市をやり続けること、やりながら学んで、みんなにワクワクして待ってもらえる市に作っていきたいです。
さて、次回は9月24日。予定では、メインワークショップは「段ボールオーブンでピザ作り&スモーカーで燻製作り」夏野菜の最後、うちの野菜をたっぷりのせたピザを段ボールで作ったオーブンの炭火で焼いていただこう!本当のベーコンの味、いろんなものを燻製にして味わおう!という企画を考えてます。う~ん、これは子供より大人が…。そうそう先ず大人がウキウキワクワクしないと、子供に伝わらないもんね。というわけで、後ほど詳しくお知らせしますね。(写真は炭パウダー入りなので生地が黒いわが家のピザ)
互市始めます [野良のひろば]
7月に開催した『食農体験!!野良のひろばワークショップ市』を、これからは『野良のひろば互市』として、毎月1回、最終土曜日にやることになりました。
今回、8月27日のメインのワークショップは、生けすの魚を手でつかんで、自分でさばいて串にさし、焼いて食べるというもの。(先着30名 体験料400円)
このほか、竹や木でおもちゃ作り、玉入れ・ピンボール・釣りゲームなど、手づくりのゲーム。炭入りクッキー、米ぬか乳酸菌で作った豆乳ヨーグルトの試食ありのアトミックcafe。童心館ではちょっこっと駄菓子屋と射的、消しゴムはんこができます。物販コーナーのあれやこれ屋では、天然酵母の「パン工房 麦」のパンやお菓子、うちの野菜や炭入りこんにゃくも販売します。
スペシャル企画として、「原発いらない」のメッセージで絵本作家の方が作った素敵な缶バッヂを子供たちにということで、関西のNECOプロジェクトの方から、送っていただいています。
また、互市の後、農家に眠る宝「石臼」を蘇らせると題して、伊藤聖悦さんの実際に目たてをしながらのお話も、楽しみです。
正直言って、この互市自体、“儲かる”というものではないでしょうね。「こんなことしてて大森さんの所は大丈夫なのか」と心配されます。で、なぜするのかと言えば・・・・やりたいこと、しなきゃ後悔することがあるから。
ふるさとの自然、農の暮らし、手仕事、人とのつながり・・・そこに培われてきた知恵や技を次代に残し、いつまでも田んぼが田んぼで、山が山でいてほしいのです。そして、未来を担う子供たちが健康でたくましく育ってほしい。その思いはずっと、どうしても変わらないのです。
そうはいっても、全くのボランティアでは続かないので、うちとしては、コンニャクや干し芋、クリスマスローズ他の花や苗を売っていく場として、販売品の充実をしていくつもりです。
「子供たちに伝えたいもの、子供たちの、未来のためにしなきゃいけないことがある」
同じような思いでいる人たちと、ひとりひとりつながりながら、みんなで創る市にしていければいいな。お手伝いしてくれる方、出店してみたい方ご連絡ください(tel/fax 0224-84-1544)
ちなみに、9月は24日、10月は29日、11月26日、12月17日開催予定です。(すみません。9月23日になってましたが、24日です)