足元の宝探し [百姓暮らしのひとこま]
相変わらずの天気で、この時期になってもなかなか稲刈りが進んでいません。
水ぬけの悪い子供たちの田んぼは、ほぼ田植えのころのような状態での稲刈りになりそう。
狭い田んぼとはいえ、泥に足を取られての稲刈りはかなりハードだなぁ。
そんな中、25日の日曜日は暑いくらいのいい天気でした。
父ちゃんの同級生の田んぼ専業農家のIさんは、田んぼの近くの湧水の池でニジマスなどの魚を飼っていて、この日はみんなにその魚と手打ちそばをごちそうしてくれました。
湧水で魚を飼ってるだけでも都会では考えられない贅沢なのに、このときはわざわざ笹谷のブドウ沢まで行って700Lも湧水を汲んできて、その水でそばを茹でてくれました。
さすがにそばを茹でるだけで700Lは使いきれないので、うちで残った水をポリタンク2つ分いただいてきました。
私は鈍感なので、あまり違いは分からない方なんですが、飲んでみると水道水よりも柔らかい感じ。癖がなくて、飲みやすいです。
娘に言わせると、風味があるそうで、コーヒー用にわざわざここに水を汲みに行く人もいるようです。
うちのブドウとブドウつながりでツーショット。
お茶に味噌汁に飲み水に。
しばらくは美味しい水を味わえそうです。
今日のCafeはこの美味しい水でご飯を炊いて、料理して、コーヒーを入れます。
遠いのでなかなか自分では汲みに行くのは大変なのですが、たまには仲間を募ってたくさん一度に汲んできて、みんなで分け合えるようになったらいいな。
この水でこんにゃくとか豆腐とか作れたら、それはまた地域の宝になるよな…なんて。
市やイベントに出歩かないで、ここに来てもらえるように仕事を作っていこうと思って、最初は寂しい思いもありました。
でもこうしてやり始めたら、人や資源、身近な宝が見えるようになって、少しずつここで暮らしていることそのものを楽しめるようになってきた気がします。
20年以上もここにいて気づかなかった宝探し。
そういう意味では手つかずの川崎町。遊べそうですよ。
さて
Cafeは金・土お昼~夕方通常営業
今日は春花さんのティラミス!!があります。
今週末10月1日午後6時~『サロン・ド・サンタン』
子供たちと田んぼをしに来てる青木さん。最近関わっている仙台の子供食堂についてお話を伺いながらの夕食会です。
参加したい方は弁当・飲み物・食器持参でどうぞ。
収穫感謝祭は山で11月5日です。
秋はこのほかにも楽しいこといろいろ計画中。
リアル〝かわさきあそび(町の観光情報誌)”!?
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